今の食品では保持できない「健康」

2011.06.16

健康維持の基本である適産な運動、十分な睡眠、そしてバランスのとれた食事をとっているのは、ほかならぬ私たち自身なのです。先人の知恵を生かすどころか、お手軽さと引き替えにすべて投げ捨てて、何が「健康で長生きしたい」でしょう。それどころか、コンビニ弁当とペットボトルと携帯電話で育った最近の若者たちはすでに、この国の未来と同様、そんな願いもあきらめてしまっているように見えます。今の食品では保持できない「健康」を、必要な栄養素で補おうというのが、健康補助食品です。考えてみればこのブームは、実に安易な現代人の発想といえるものでしょうが、せめて一つぐらい、身体にいい習慣を身につけたいという切実な願いの現れともいえます。しかし、その頼みの綱である健康食品でさえ、自然界には存在しない合成化学物質で作られていたり、発ガン性が疑われる合成添加物が使用されていたりしているのが現状です。そんな空恐ろしい現実があることを私たちはしっかりと認識しておかなければなりません。健康になるはずの健康食品で、病気になるのでは、たまったものではありません。いますぐにでも間違いだらけの健康食品選びを改める必要があります。すべての責任は、消費者の健康など考えず、ひたすら収益向上のためだけに邁進してきた企業にあるのかもしれません。しかしその一方で、その企業を動かし企業で働くのも人間であり、何の疑問も持たずに製品を買って、その企業を生き残らせているのも、消費者である私たち自身なのです。