座の低い椅子が二脚ばかり置いてある

2011.12.30

座の低い椅子が二脚ばかり置いてあるので、腰掛けたい人はそれを使っていました。掘り矩燧は、寒いときには布団をかぶせて矩燧として使い、寒くないときには裸にして床に腰掛けて使うテーブルになる、といった具合です。寝転がりたくなったら、座布団を何枚か並べて床に寝ればよいというわけです。リビングの床を畳敷きにしてしまうのも、板の間に掘り矩燧を造って座るのも、大型家具がないのでとても広々と住めます。リビングセットを型通り置いたリビングで、本当に家族がくつろいで暮らしていないようです。

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椅子座ではどうもくつろげないという人が、まだまだ多いのが実情です。冬になると、ソファや椅子などは壁際に押しつけて板の間のリビングの真ん中に矩燧をしつらえ、床座で矩燧に入ってソファにもたれている、なんてありさまをよく見かけますね。これなら家具はないも同然です。こんな暮らし方なら、はじめからリビングセットなどやめておけばよかったのではありませんか。