講演が終わったあと、懇親会がありました。以前から知り合いの方も何人かいらっしゃり、その方々とそのお知り合いと一緒に、懇親会終了後、居酒屋さんに行くことになりました。そこでお会いした方の中に、有名な情報起業家の方がいらっしゃいました。その方は、独特のライフスタイルを長引されていて、情報起業家、インフォプレナーの中でもとても成功されている方です。素晴らしい経歴の持ち主で、とにかく話をお聞きしているといわゆる「量稽古」の鬼のような方でした。努力の量が半端ではないのです。世の中にはこんなに凄い方がいるのだなあ、と漠然と思って、その場では聞いていました。たまたま帰りが同じ方向だったので、地下鉄に一緒に乗りました。いろいろと話をさせていただいたのですが、その中でも印象的だったのは、情報を商品とする場合、たとえば、(1)セミナーを開催する(ビデオ録画・録音をする)。(2)そのセミナーの内容の要約、もしくは前提部分を小冊子にして、安く、もしくは無料で配布する。(3)そのセミナーのCD・カセットテープを販売する。(4)そのセミナーのビデオテープを販売する。(5)そのセミナーの内容をブラッシュアップしたものをテキストにして体系化し、ワークショップスタイルの講座にし、1年間をかけて教えていく、継続的な情報販売にする。この(1)から(5)までの流れはすべて、一つのセミナー、一つのコンテンツから成り立っています。一つの情報をいろいろな形に変化させていくだけで、ビジネスとして成立する、というのが情報起業のポイントの一つのように感じました。もう一つ驚いたことは、粗利益の高さです。たとえばセミナーのCDを販売した場合、内容はダビングなので、原価はかかりません。あとは、ダビング代とCD代(プラケース含む)、梱包代ぐらいです。発送費はお客様からいただくようですので、梱包、発送を外注にしたとしても、粧利益は80%を超えると思います。粗利益80%!たとえば売上が100万円あったとすると、うちは、点滴打ちながら働いて、利益がほとんどありません。それに対してその方の事業は梱包・発送を外注にしているようなので、おそらく受注の確認をメールで行っているだけでしょう。それだけで、粗利益80万円も稼ぎ出しているのです。衝撃が走りました。もちろん見えない部分で相当の努力をしているのだと思います。しかし、ビジネスだけを切り取って見ても、費用対効果を見ても、効率の差は歴然でした。インターネットにはこんな世界があったのか!その方と2人で話した地下鉄銀座線の10分間は、私には十分すぎるほどのインパクトだったのです。そのあとすぐに情報起業・インフォプレナーというキーワードで書籍を検索して、かたっぱしから購入して読みました。たぶん十数冊あったと思います。その結果わかったことがいくつかありました。