溜め息が出るほど大きな街、長沙に到着

2012.01.15

武漢のターミナルを出たバスは、間もなく長江に架かる長い橋を渡り、みごとに整備された高速道路を南下していった。時速は百十キロという速さで、長沙までの三百九十二キロを四時間半で走り抜いてしまったのである。窓から眺める風景にも緑が多くなってきた。冬の丹東を出発してから、丸二日で、僕らは陽射しが優しい秋に戻ってきたようだった。白壁が目立つ家の造りも、どこかほっとするところがある。そろそろセーターをザックにしまってもよさそうだった。

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長沙も溜め息が出るほど大きな街だった。到着した東バスターミナルから、広州行きのバスが出るという南バスターミナルまでひとり二元のバスに乗ったが、行けども、行けども街なのである。ここも五百万人を超える人口を抱えていた。やっと辿り着いた南バスターミナルには、いまでは珍しい毛沢東像があった。長沙は彼が生まれた街でもあった。