自動車事業に情熱を打ち込んで来た

2011.08.22

合併後、乗用車系としては、四十年にコルト1500およびコルト800などが発売されたが、コルト1500は名古屋、コルト800は水島と、それぞれ別の製作所に属する技術部で開発されたものであった。この他にも、水島では中型トラックのジュピター、小型トラックのデリカ、軽自動車のミニカなどを開発しており、コルト800はミニカのすぐ上、名古屋で開発したコルト1000との間を埋める目的で開発されたものだが、いかに本社で統合するとはいえ、製作所ごとに設計・開発部門があることは、製品展開の面で好ましくなかった。このため、せっかく自動車事業部として一本にまとまったメリットが充分に生かせないキライがあった。「自動車事業をやるからには、年産一〇〇万台の規模に持っていかなければ駄目だ」自動車事業部長になったK氏は、以前からそういっていたが、そのためにはまず開発部門を一本化し、次に購買部門と生産部門を統合すべきであると考え、岡崎市郊外に自動車技術センターおよび工場の建設を計画した。技術センターは敷地面積約一〇〇万平方メートルのうち北側五八パーセントの面積、東西一・一キロ、南北〇・五キロの部分をテストコースと研究設備にあて、残りの南側敷地の西側二五パーセントに設計本館、意匠(デザイン)棟、エンジン試験棟、試作工場などを配するカギ型の合計五八万五〇〇〇平方メートルに及ぶ技術部門の一大キャンパスとし、トラック以外の技術部門をここに集結しようというものであった。戦後いち早く自動車の開発に手を染め、以来自動車事業に情熱を打ち込んで来たK氏にとって、技術センター建設は大きな夢であった。

[参考サイト]
アイ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/MITSUBISHI__I/index.html

Kei中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/SUZUKI__KEI/index.html

3シリーズ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/BMW__3_SERIES/index.html

スズキ中古車情報
http://www.goo-net.com/suzuki.html